専門家はなぜ会社設立を勧めるのか

社長には、『色々なことを疑う目』を持っていただく必要があります。
ここでは、『なんで専門家は会社設立を促すのか』を簡単にではありますが考えてみましょう。

企業に関わる専門家といえば『税理士』『社会保険労務士』『行政書士』『司法書士』などが一般的でしょう。


税理士はなぜ会社設立を勧めるのか

単純な話です。『会社の事務(記帳や確定申告)』の方が、『個人の事務』より大変ですから、税理士がもらえる報酬が高くなります。


社会保険労務士はなぜ会社設立を勧めるのか

これも単純な話です。会社は『社会保険』に加入しなければなりませんから社労士報酬が得られる可能性があります。


行政書士・司法書士はなぜ会社設立を勧めるのか

会社設立の手続きを社長さんが自分でやるのは面倒でしょう。ですから、行政書士も司法書士も会社設立のご依頼をいただける可能性があり、ご依頼いただければ報酬も得られます。また、行政書士は記帳を業として行うことができ、会社の記帳の方が報酬が高くなる傾向があります(ここは税理士と同じですね)。


専門家は疑ってかかる

このように、専門家は社長に会社を作って欲しいのです。もちろん、すべての専門家が社長の利益を犠牲にして自分の報酬を得るような助言をするとは言いません。しかし、取引の相手方と利害が対立している場面では、それ相応の注意をすることが必要ですし、社長にとって、そのような知識・能力・嗅覚は不可欠ではないかと思います。